10月12日午前、博世華域転向系統（煙台）有限公司（以下「BOSCH社」という。）の4期目スマートファクトリープロジェクトが着工した。本プロジェクトの総投資額は7億1400万元、土地面積は57.7ムーであり、インダスタリー4.0級の生産ラインの整備を計画し、世界をリードする並行軸式電動助力転向システム組立ライン２つ、ダブル歯車式電動助力転向システム組立ライン１つ、仮組立ライン３つを導入する予定。主に自動車向け転向システム部品の製造に用い、上海汽車、ベンツ、BMW、小鵬、理想、BYDなど国内外において知名度の高い自動車企業に製品を供給し、自動的、デジタル的要素に満ちたスマートファクトリーの建設に取り組む。建設完了後、EPS転向システムの年間生産能力が96.73万台セット、生産額が７０億元、税収が３億５０００万元に達し、市場シェアが33％を上回ると予想されることから、川上にある関連企業への引き寄せ効果がより顕著になり、自動車産業クラスターの形成に更に拍車がかかることになるだろう。
BOSCH社は2010年に煙台・福山区に初めて投資して工場を設立させて以来、増資して生産規模の拡大やサプライチェーンの拡張に力を入れ続けてきた。13年の間に、前後して100ムー以上の土地に累計で30億元を投じて、事業規模を拡張させた結果、年間生産額と税収がそれぞれ30倍、14倍増加し、福山区に進出した工業企業、とりわけ自動車部品メーカーを代表する新たなモデルとなった。